JPGUセクション会合・総会報告
雪氷学会のみなさま
先週幕張で開催されたJPGU2019に際して、
大気水圏科学セクションの代議員として、
セクションボード会合とJPGU社員総会に出席しました。
以下、簡単に要点をご報告します。
・2019年度大会の概要
発表論文5,000件、参加者数8,000人を見込み(拡大中)。
開催セッション数は244。
展示企画は団体、書籍、大学、学協会など132件。
・JPGU大会のハイライト論文
各セクションにて自薦のハイライト論文を選考しているが、
推薦者、分野に偏りがあり、広い範囲に影響を与える論文が少ない。
良い成果を発表する研究者に積極的な申請を促すとともに、
セッションコンビナーによる推薦枠を増やす検討を進める。
・学生優秀発表賞の審査
大気水圏科学セクションでは優秀発表賞に157のエントリーがあり、
うち62について審査委員が足りない状態であった。
ぜひ審査員としての協力をお願いしたい。
なお審査点を標準化するため一人あたり5件以上の審査が必要とのこと
・JPGU-AGU 2020
開催期間は2020年5月24日(日)~5月28日(木)。
2020年度の大会は再びAGUとのジョイント開催となる。
ぜひ英語セッションを増やす方向で検討願いたい。
ただし、日本語でないと成立しなセッションの存在も認識している。
・JPGUの学術雑誌
JPGUが刊行するProgress in Earth and Planetary Science (PEPS)が、
インパクトファクター2.481を得た。
出版開始から4年半で240本を超える論文を出版。
・JPGU会員の状況
2019年3月時点で会員数8,446人(前年から262人増)
準会員(学部生以下)は1,210人(前年から254人増)
手元に総会、会合の資料がありますので、
ご関心があればお知らせください。
以上よろしくお願いします。
杉山 慎
060-0819
札幌市北区北19条西8丁目
北海道大学 低温科学研究所